旧型スイフトスポーツZC32S・ZC31Sは今買える?世代別の違いと中古の注意

旧型スイフトスポーツZC32S・ZC31Sの違いを解説する記事のアイキャッチ

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旧型のスイフトスポーツが気になっているけれど、ZC32SとZC31Sで何が違うのか、今から買っても大丈夫なのか迷いますよね。

結論から言うと、旧型は今も中古で買えます。ただ、どちらも1.6Lの自然吸気エンジンで、ZC33Sとは性格がかなり違います。

年式が古いぶん、税金と車の状態を先に確かめるのが大事です。

この記事では、世代ごとの数字を並べたうえで、中古で選ぶ時の注意点をお話しします。

目次

旧型スイフトスポーツはどの型式のこと?

先に結論
  • 最後のモデルはZC33S(2017年9月〜2025年)
  • その一つ前がZC32S(2011年12月発売)、さらに前がZC31S(2005年9月発売)
  • 2003年6月発売のHT81Sを「初代」と呼ぶこともある
  • 旧型はどれも新車では買えず、中古だけになる

「旧型」と一口に言っても、指している型式は人によって違います。

多くの場合はZC32Sのことですが、ZC31Sや、さらに前のHT81Sまで含めて言う人もいます。

ここで少しややこしいのが「初代」の数え方です。

スズキが公式に「歴代」として数えるのは、2005年のZC31Sからです。一方で、2003年に出たHT81Sを初代と呼ぶ記事やファンも多いんです。

数え方初代二代目三代目四代目
HT81Sを含めるHT81SZC31SZC32SZC33S
スズキ公式の歴代ZC31SZC32SZC33Sなし

『二代目って、ZC31SとZC32Sのどっち?』と混乱したら、型式で話すのがいちばん確実です。

型式と年式の見分け方は、ピラー記事のスイフトスポーツの歴代モデル一覧で詳しく書いています。

世代ごとの違いを数字で比べる

ここが一番知りたいところですよね。スズキ公式の諸元表とリリースの数値で並べてみます。

項目HT81SZC31SZC32SZC33S
発売2003年6月2005年9月2011年12月2017年9月
エンジンM15A 1.5LM16A 1.6LM16A 1.6LK14C 1.4Lターボ
排気量1,490cc1,586cc1,586cc1,371cc
最高出力115PS125PS/6,800rpm136PS/6,900rpm140PS/5,500rpm
最大トルク不明148N・m/4,800rpm160N・m/4,400rpm230N・m/2,500-3,500rpm
ミッション5MT5MT/4AT6MT/CVT6MT/6AT
車両重量(MT)不明1,060kg1,050kg970kg
車両重量(AT・CVT)設定なし1,070kg1,070kg990kg
ドア3ドア5ドア5ドア5ドア
発売時価格(税込)不明1,564,500円〜1,680,000円〜1,836,000円〜(税8%)

HT81Sの数値はメディア情報で、トルクや車重、価格は確かめられなかったので不明としています。

ZC32SのCVTは、6MTより少し遅れて2012年1月に追加されました。7速のマニュアルモードが付いたCVTです。

『ZC32Sの136PSとZC33Sの140PS、あまり変わらないのでは?』と思いますよね。

実は、大きく違うのはトルクなんです。ZC33Sの230N・mは、ZC32Sの160N・mより70N・m大きく、しかも2,500rpmという低い回転から出ます。

歴代スイフトスポーツの出力・トルク・車重を並べた図解

ZC32SとZC33Sは乗るとどう違う?

数字の違いは、乗った時の感じ方にそのまま出ます。

ZC32SやZC31Sは自然吸気の1.6Lで、高い回転まで回して力を出すタイプです。最高出力が出るのは6,800〜6,900rpmです。

一方のZC33Sはターボで、低い回転から太い力が出ます。街中でもアクセルを少し踏むだけで前に出やすい性格です。

重さも違います。スズキはZC33Sを「先代比70kg軽量化」と発表していて、6MT同士の諸元表でも1,050kgから970kgに軽くなっています。

パワーウェイトレシオ(1PSあたりの重さ)で比べると、違いが分かりやすいですよ。

型式(MT車)車両重量最高出力1PSあたりの重さ
ZC31S1,060kg125PS約8.5kg
ZC32S1,050kg136PS約7.7kg
ZC33S970kg140PS約6.9kg

数値が小さいほど、同じ力で軽い車を動かせるということです。

ZC32S・ZC31Sが向いている人
  • 高回転まで回す自然吸気エンジンが好き
  • 予算をできるだけ抑えたい
  • 6速ではなく5速MTの操作感も楽しみたい(ZC31S)
  • 自分で手を入れながら乗るのが楽しい
ZC33Sを考えたほうがいい人
  • 街中でも楽に加速したい
  • 安全装備がしっかり付いた車がいい
  • 年式の新しさで故障の不安を減らしたい
  • 車が古いことによる税金の負担を避けたい

ZC32Sは6MTとCVTのどちらを選ぶ?

ZC32Sの2ペダルは、ZC33Sの6ATと違ってCVTです。7速のマニュアルモードが付いていて、パドルやシフトで段を選ぶ感覚も楽しめます。

『MTは運転できるけど、渋滞がつらい』という方は、CVTも候補になります。ただ、CVT車はMT車より20kg重い1,070kgです(スズキ公式諸元)。

走りを楽しむのが一番の目的なら6MT、街乗りが多いならCVTという分け方が分かりやすいですよ。ZC31Sの2ペダルは4ATなので、ここも世代で違います。

ZC33Sは全幅1,735mmで3ナンバーです。旧型の全幅は、この記事では公式値を確かめきれていないので、車検証で確かめてみてください。

旧型スイフトスポーツの燃費は?

「スイフトスポーツ 燃費 zc32」と気になる方も多いですよね。

結論から言うと、旧型の燃費を今の数字とそのまま比べるのは難しいんです。当時と今では、燃費の測り方が違うからです。

型式燃費の表示備考
ZC31S当時の測定方式今のWLTCとは直接比べられない
ZC32S当時の測定方式同上
ZC33S(2017年)JC08 6MT 16.4km/L/6AT 16.2km/Lスズキ公式
ZC33S(2020年以降)WLTC 6MT 17.6km/L/6AT 16.6km/Lスズキ公式

旧型のカタログ燃費は、スズキの公式サイトにある過去の諸元表で確かめられます。この記事では、測り方の違う数字を並べて誤解させないよう、旧型の数値は載せていません。

実燃費で比べたい時

同じ道を同じように走った時の実燃費は、乗り方や車の状態で大きく変わります。旧型を検討するなら、前のオーナーの給油記録が残っていないか、販売店に聞いてみるのも手です。

ZC33Sの実燃費の考え方はスイフトスポーツの実燃費にまとめています。

旧型を中古で買う時に気をつけたいこと

旧型は値段が手ごろに見えるぶん、つい飛びつきたくなりますよね。

ただ、年数がたった車なので、買う前に見ておきたいところがいくつかあります。

旧型を見る時のチェック
  • 車検証の型式と初度登録年月を確かめる
  • 自動車税が13年超の重課になっていないかを確かめる
  • 整備記録簿で、オイルやクラッチなどの交換歴を見る
  • サビ、オイル漏れ、下回りの傷を見る
  • 改造パーツが付いている場合、車検に通る状態かを確かめる
  • サーキット走行歴がないかを販売店に聞く

自動車税の区分が変わる

ZC31SとZC32Sは1,586ccなので、自動車税は1.5L超2.0L以下の区分になります。1,371ccのZC33S(1.0L超1.5L以下)より一つ上の区分です。

さらに、新車登録から13年を超えた車は税金が重くなります。

ZC31Sは2005年から2011年ごろに売られていた車なので、ほとんどがこれに当てはまります。ZC32Sも、初期の年式から当てはまり始めています。具体的な税額は、お住まいの自治体の案内で確かめておきましょう。

改造車・競技車両が多い

スイフトスポーツは手を入れて楽しむ人が多い車です。旧型ほど、前のオーナーが足回りやマフラーを替えていることがあります。

例えば、販売店でこんなやり取りをしておくと安心です。

「この車、サーキットで走った記録はありますか?」
「記録簿を見る限り分かりませんが、純正部品がどこまで残っているか一緒に確認しましょう」

改造車の見方はスイフトスポーツの中古車の選び方でも詳しく書いています。

よくある失敗

車両本体の安さだけで決めて、買った後に足回りやクラッチの修理費がかさんでしまうケースです。支払総額に加えて、最初の1年でかかりそうな整備費も見込んでおきましょう。

旧型スイフトスポーツを中古で買う時のチェックポイントの図解

旧型とZC33S、今買うならどっち?

『結局、旧型とZC33Sのどっちがいいの?』と迷いますよね。

結論から言うと、毎日の足にするならZC33S、旧型ならではの乗り味が目当てならZC32Sという分け方が分かりやすいです。

選び方の順番
  1. 予算の上限(支払総額)を決める
  2. MTかATかを決める(ZC32SはCVT、ZC31Sは4AT)
  3. 安全装備がどこまで必要かを決める
  4. 13年超の税金や整備費を含めて、年間の維持費を比べる
  5. 条件に合う在庫を、型式ごとに並べて見る

ZC33Sでも、2020年5月以降の登録なら安全装備が全車標準です。2017年9月〜2020年5月の車は、セーフティパッケージ付きかどうかで装備が変わります。

ZC33Sの生産終了の経緯はスイフトスポーツが生産終了した理由、次期型の予想は新型スイフトスポーツはいつ出るかで書いています。

在庫を型式や年式、ミッションで絞って見てみると、相場の幅もつかみやすくなります。

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中古をどの順番で交渉するかは、トップのスイフトスポーツの値引き相場と交渉の順番が参考になります。

旧型とZC33Sのどちらを選ぶかの目安を示した図解

スイフトスポーツに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

スイフトスポーツへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

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よくある質問

スイフトスポーツの旧型とはどの型式ですか?

多くはZC32S(2011年12月発売)を指します。その前のZC31S(2005年9月発売)や、2003年のHT81Sを含めて旧型と呼ぶこともあります。

初代スイフトスポーツはどれですか?

2003年6月発売のHT81Sを初代と呼ぶことが多いです。ただ、スズキ公式の歴代は2005年のZC31Sから数えています。

ZC32SとZC33Sの一番の違いは何ですか?

エンジンです。ZC32Sは1.6Lの自然吸気で160N・m、ZC33Sは1.4Lターボで230N・mです。車両重量も6MT同士でZC33Sが80kg軽くなっています。

ZC32Sの燃費はどれくらいですか?

当時の測定方式の数値になるので、今のWLTC値とは直接比べられません。スズキ公式サイトの過去の諸元表で確かめてみてください。

旧型を今買っても大丈夫ですか?

中古で買えますが、年数がたっているので整備記録と状態の確認が大事です。ZC31Sは13年超の重課になっている車が多い点も見ておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 旧型はZC32S(2011年12月〜)とZC31S(2005年9月〜)。HT81Sを初代と呼ぶこともある
  • ZC32Sは1.6L自然吸気136PS・160N・m、ZC33Sは1.4Lターボ140PS・230N・m
  • 1PSあたりの重さはZC31S約8.5kg、ZC32S約7.7kg、ZC33S約6.9kg
  • 旧型は自動車税の区分が一つ上で、13年超の重課にも注意
  • 旧型は整備記録・改造の有無・競技歴を確かめてから選ぶ
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スイフトスポーツ買いたいドットコム 編集部

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