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スイフトスポーツの中古を見ていると、型式や年式がいろいろあって、どれがどの世代なのか分かりにくいですよね。
結論から言うと、型式は大きく4つです。HT81S、ZC31S、ZC32S、ZC33Sの順で、最後のZC33Sの中でも2020年5月を境に中身が大きく変わります。
この記事では、歴代を一覧表で比べたうえで、車検証から型式と年式を見分ける方法までお伝えします。
スイフトスポーツの歴代モデルを一覧で見る
- 歴代はHT81S(2003年)、ZC31S(2005年)、ZC32S(2011年)、ZC33S(2017年)
- スズキ公式の「歴代」はZC31Sから数え、HT81Sを含めない数え方もある
- 最後のZC33Sは2025年に生産終了し、2026年10月時点で新車は販売されていない
- 次期型は公式未発表
まずは歴代の基本の数字を並べますね。
数値はスズキ公式の諸元表とニュースリリースです。HT81Sだけはメディア情報です。
| 型式 | 発売 | エンジン | 最高出力 | 最大トルク | ミッション | ボディ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| HT81S | 2003年6月 | M15A 1.5L(1,490cc) | 115PS | 不明 | 5MT | 3ドア |
| ZC31S | 2005年9月 | M16A 1.6L(1,586cc) | 125PS | 148N・m | 5MT/4AT | 5ドア |
| ZC32S | 2011年12月 | M16A 1.6L(1,586cc) | 136PS | 160N・m | 6MT/CVT | 5ドア |
| ZC33S | 2017年9月 | K14C 1.4Lターボ(1,371cc) | 140PS | 230N・m | 6MT/6AT | 5ドア |
『初代はどれ?』と迷う方も多いはずです。
実は、ここは数え方が2通りあるんです。HT81Sを初代とする呼び方と、スズキ公式のようにZC31Sから数える呼び方です。話がかみ合わない時は、型式で伝えるのがいちばん確実です。

世代ごとに何が変わった?重さと価格で比べる
歴代を比べると、馬力より大きく変わったのはトルクと重さです。
| 型式 | 車両重量(MT) | 車両重量(AT・CVT) | 1PSあたりの重さ(MT) | 発売時の価格 |
|---|---|---|---|---|
| ZC31S | 1,060kg | 1,070kg | 約8.5kg | 1,564,500円〜(税込) |
| ZC32S | 1,050kg | 1,070kg | 約7.7kg | 1,680,000円〜(税込) |
| ZC33S | 970kg | 990kg | 約6.9kg | 1,836,000円〜(税8%込み) |
ZC33Sは、プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」で先代比70kg軽くなったとスズキが発表しています。
エンジンも、1.6Lの自然吸気から1.4Lのターボに変わりました。トルクは160N・mから230N・mへ増え、2,500rpmという低い回転から力が出ます。
『排気量が小さくなったのに速くなったの?』と不思議に思いますよね。ターボで空気を押し込むので、排気量が小さくても力が出せるんです。
ZC32SやZC31Sの乗り味や中古で買う時の注意点は、旧型スイフトスポーツ(ZC32S・ZC31S)の違いで詳しく書いています。
ZC33Sは年式で何が違う?
中古で一番多く出回るのはZC33Sです。
同じZC33Sでも、年式によって中身と値段が変わります。ここが一番大事なところです。
| 時期 | 型式 | 安全装備 | 燃費の表示 | 6MT新車価格 | 6AT新車価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年9月〜2020年5月 | CBA-ZC33S | セーフティパッケージ(メーカーOP) | JC08 16.4/16.2km/L | 1,836,000円(税8%) | 1,906,200円(税8%) |
| 2020年5月〜2023年 | 4BA-ZC33S | 全車標準 | WLTC 17.6/16.6km/L | 2,017,400円 | 2,088,900円 |
| 2023年改定後〜2025年2月 | 4BA-ZC33S | 全車標準 | WLTC 17.6/16.6km/L | 2,164,800円 | 2,236,300円 |
| Final Edition(2025年3〜11月生産) | 4BA-ZC33S | 全車標準 | WLTC 17.6/16.6km/L | 2,329,800円 | 2,401,300円 |
燃費は6MT/6ATの順です。価格はメーカー希望小売価格で、2017年は消費税8%込みです。
CBAから4BAへの型式の切り替えは、メディアでは2020年5月とされています。スズキのリリースには型式の記載がないので、手元の車は車検証で確かめるのが確実です。
2017〜2020年5月のモデル
デュアルセンサーブレーキサポートやアダプティブクルーズコントロールは、「セーフティパッケージ」というメーカーオプションでした。
つまり、この時期の中古は、パッケージが付いているかどうかで装備がかなり違います。
2020年5月以降のモデル
安全装備が全車標準になりました。全車速追従のアダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニターも付いています。
ただし、143,000円安い「スズキ セーフティ サポート非装着車」も選べました。この時期の車でも、念のため装備を確かめておきましょう。
Final Edition
走りは標準車と同じで、専用のグリル・ホイール・ブレーキキャリパー・内装オーナメントが付く最終仕様です。違いはFinal Editionの違いで詳しく書いています。
年式ごとの改良の中身は一部改良・マイナーチェンジで何が変わったかにまとめました。

型式と年式はどこで見分ける?
『中古車の表示だけだと、どの世代か分からない…』という方もいますよね。
見分ける方法は、車検証を見るのがいちばん早いです。
- 車検証の「型式」欄を見る(例: CBA-ZC33S、4BA-ZC33S、ZC32S、ZC31S)
- 「初度登録年月」を見て、2020年5月より前か後かを確かめる
- 2020年5月より前なら、セーフティパッケージ付きかを装備で確かめる
- 2020年5月以降なら、非装着車でないかを確かめる
- エンジンの排気量欄で、1.4L(ZC33S)か1.6L(ZC32S・ZC31S)かを確かめる
見た目で見分けたい時は、ドアの数とエンジンが手がかりになります。HT81Sは3ドア、ZC31S以降は5ドアです。
ZC32SとZC33Sは、どちらも5ドアなので見た目だけでは迷いやすいです。車検証の型式と排気量で確かめれば迷いません。
- 年式の欄が「初度登録年月」かどうかを確かめる
- 型式の頭がCBAか4BAかを見る(ZC33Sの場合)
- ミッションが6MT・6AT・CVT・4ATのどれかを見る
- 安全装備の欄に「セーフティパッケージ」「非装着車」の表記がないかを見る
- 改造や競技歴の記載がないかを見る
年式の表示は、販売サイトによって「登録年」だったり「製造年」だったりします。数か月の違いで装備や税額が変わることもあるので、気になる車は販売店に聞いてみてください。
例えば、販売店ではこんな聞き方をすると話が早いですよ。
「この車、型式は4BAですか? セーフティサポートは付いていますか?」
「4BA-ZC33Sで、安全装備は標準で付いています」
年式で税金と維持費はどれくらい違う?
年式によって、毎年の自動車税も変わります。
| 対象 | 排気量の区分 | 自動車税(年額) |
|---|---|---|
| ZC33S(2019年10月以降登録) | 1.0L超1.5L以下 | 30,500円 |
| ZC33S(2019年9月以前登録) | 1.0L超1.5L以下 | 34,500円 |
| ZC32S・ZC31S | 1.5L超2.0L以下 | 区分が一つ上(自治体の案内で確認) |
自家用車の年額です。ZC33Sは、2019年10月より前に登録した車のほうが4,000円高くなります。
ZC32SとZC31Sは1,586ccなので、ZC33Sより一つ上の区分です。
さらに、新車登録から13年を超えた車は税金が重くなります。ZC31Sはほとんどが当てはまり、ZC32Sも初期の年式から当てはまり始めています。
同じ年式でも、登録の月で税額や装備が変わることがあります。とくに2019年10月と2020年5月の前後は、車検証の日付まで見ておきましょう。
ZC33Sの燃料は無鉛プレミアム(ハイオク)、タンクは37Lです。維持費の全体像はスイフトスポーツの維持費で年間の内訳を出しています。
歴代のどれを選べばいい?
ここまで見てきて、『結局どの世代がいいの?』と思いますよね。
結論から言うと、使い方で分けて考えると選びやすいです。
- 毎日の通勤や買い物にも使いたい
- 安全装備が標準で付いた車がいい
- 低い回転から楽に加速したい
- 税金や維持費を抑えたい
- 自然吸気エンジンを高回転まで回したい
- 予算をできるだけ抑えたい
- 年数ぶんの整備費を見込める
- 自分で手を入れて楽しみたい
ZC33Sの2017〜2020年5月のモデルは、その中間です。セーフティパッケージ付きを選べば、装備面の不安も減らせます。
ZC33Sの生産終了の経緯はスイフトスポーツが生産終了した理由、次の世代の予想は新型スイフトスポーツはいつ出るかで書いています。
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よくある質問
スイフトスポーツの歴代モデルは何台ありますか?
HT81S、ZC31S、ZC32S、ZC33Sの4つの型式です。スズキ公式の歴代はZC31Sから数えるので、3世代とする数え方もあります。
型式はどこで確かめられますか?
車検証の「型式」欄です。ZC33Sなら、CBA-ZC33Sか4BA-ZC33Sのどちらかが書かれています。
ZC33Sの年式で一番大きな違いは何ですか?
安全装備です。2020年5月より前はセーフティパッケージがメーカーオプション、2020年5月以降は全車標準になりました。
最新のスイフトスポーツはどれですか?
最後のモデルはZC33SのFinal Editionで、2025年11月まで生産されました。2026年10月時点で新車は販売されておらず、次期型は公式未発表です。
年式で自動車税は変わりますか?
変わります。ZC33Sは2019年10月以降の登録なら年30,500円、2019年9月以前の登録なら年34,500円です。
まとめ
- 歴代はHT81S、ZC31S、ZC32S、ZC33Sの4型式
- ZC33Sは1.4Lターボで230N・m、6MT 970kgとZC31S以降でいちばん軽い
- ZC33Sは2020年5月を境に安全装備が全車標準になった
- 型式と年式は車検証の「型式」「初度登録年月」で見分ける
- 自動車税はZC33Sが年30,500円(2019年10月以降登録)、旧型は区分が一つ上




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